ずっと観たかったのに、観れてなかった作品。
レミーのおいしいレストラン。
やっと見ました。
その映像美もさることながら、全ての人に見て欲しいと心から思える内容の秀逸さに感服。
"RAT-atouille"という原題が暗示するとおり、レミーはネズミ。
作った料理で、意地悪な評論家の心にも少年の純真さを取り戻させるほどの鮮やかな腕前と際立った才能を持っているのに、皮肉にもキッチンには最も相応しくない存在として生まれてしまったレミー。
料理への憧憬をあきらめきれないレミーは、その優れた嗅覚でエサに殺鼠剤が混入していないかどうかを嗅ぎ分けるという大切な役割を果たしながらも、ネズミの世界では満足できません。愛する家族に囲まれて日々を過ごしていても、満たされない自分に小さな胸をいためます。
フランス一偉大なシェフが遺したことばは・・・"Anyone can cook."
そう、料理は誰にでもできる。
そのことばがくれた勇気とレミーの夢があわさったとき、レミーの情熱は、その大胆で無謀とも思える夢の実現を阻もうとする様々な障害を乗り越えて、自分の本来あるべき姿で、本来やるべき仕事をする自分へと自分自身を変える、つまり夢を叶える大きな力へと変貌を遂げる
のでした。
そんなレミーの挑戦を支える家族や仲間の愛。
想いと想いが重なって、小さな行動が行動を呼び、それが大きなうねりとなって夢を引き寄せる。
夢を現実に変える力は、夢見人の中に宿っている。
必要なのは勇気と行動すること。
挑戦すること。
自分を疑う自分の心に打ち勝つこと。
信じること。
そんな大切なメッセージを、そして親子の愛や友情の在り方という普遍的なメッセージを、今この時を生きる子どもにも、むかし子どもだった大人にも誰にでもわかることばで伝えるレミーの物語。
自分の在るべき姿。
人生をかけてやるべきこと。
今まさにそんな大切なテーマと向き合う時をむかえた学生たちに、どうしても観て欲しい作品です。
本来の自分が在るべき姿ではない自分を生きている全ての大人たちにも。
0 件のコメント:
コメントを投稿