
友達と子連れバーベキューしてきました。
辺り一面に落ちていた枯れ松葉。
「あっちで遊ぼ」と友達の子に誘われ、茶色く乾いた松葉が縦に横に重なり織りなす敷物を踏みしめながら二人並んで歩いていると、突然しゃがんだその子は・・・
「ここはエノキの畑よ。」
「わたしはお母さん。」
「あなたはお姉さんね。」
・・・と、4歳という年齢には到底似つかわしくない大人の女びた口調で僕に配役を告げ、何の前触れもなくままごとを始めたのでした。
松葉のエノキに芝をふりかけ全体を石でギュウギュウ押しつけて、できあがったエノキ料理。
今までエノキだった松葉は次の瞬間にケーキのスポンジに。黄色く乾いた芝はホイップクリームに。
松ぼっくりのイチゴを載せて完成したショートケーキを前にして唄いだしたハッピーバースデー。
松葉のろうそくを何本もたてて(笑)
「きょうは誰のお誕生日やったっけ?」と質問する僕に、「お母さんよ」。
自分の母親のことを「カアチャン」と呼ぶその子は、ちょっと照れながらそう答えたのでした。
よく笑って、よく泣いて、よく遊んで、よく学べ!
グングン大きくなっていく子どもたちに、声には出さずそう願いをかけました。
そして・・・
髭面のオヤジをつかまえて、お姉さん役にしてしまう発想の奔放さ。
クルクルと忙しく変わる表情で包み隠さず現す感情表現の素直さ。
顔や口という狭い部位だけでなく全身を使って心から笑う声の屈託の無さ。
子どもから大人になる道行きの途中で得るものと失うもの、どっちが大きいんだろう?
などと、問いかけても仕方のない疑問を家に持って返ってきてしまいました。
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